府中ワルツヒーリング通信⭐︎同調圧力との付き合い方

こんにちは、東京の潜在意識変容ヒーリングスクール&サロン、府中ワルツの舞香です。

前記事の「年末年始のセミナー開催希望の募集について」に関連して、尋ねられたことがある「年末年始にお子さんやご家族と過ごさなくて大丈夫ですか?」という質問と、同調圧力のお話をしようと思います。

まず「年末年始にセミナーやってて、大友家的に大丈夫なのか」と言う質問への私個人の答えは

私と私の家族にとって、年末年始にずっと家族一緒は、厚切りの霜降りステーキを毎食食べるようなもので(笑)お腹いっぱい過ぎるのです。

今後のライフスタイルの変化によって変わる可能性はありますが、少なくとも今は、お母ちゃん(私)が年末年始に外出しているくらいがちょうど良い様です、といつもお答えしています。

そのようなわけで、年末年始を活用して講座を受講したい方は、どうぞ遠慮なくご相談ください。日程調整いたします。

逆に言うと、年末年始に限定せずとも、家族と十分な時間を過ごせているという事かもしれません。

そう考えると幸せ者ですね、感謝です。

でも、大丈夫「じゃないかも」と思っていた時もありました。

なぜかというと

「日本人にとっては、年末年始は家族と過ごすのが一般的だろうから」

「模範的なお母さんや妻はそうすると、今まで周囲の人が言っていたから」

「家族との時間を沢山とるのが正しいと信じている誰かから、批判的な目で見られるのがイヤだから」

いろいろな思い込みがあったのです。罪悪感もありました。

この種の思い込みは、同調圧力(ピアプレッシャー)と呼ばれています。

同調圧力とは、「プレッシャーを感じている」本人の感覚自体を指すもので、とても直観的なものです。

周囲の他人が発言や態度でプレッシャーをかけた場合も、同調圧力を感じます。

しかしこれが無い場合

たとえば無意識レベルで他人がもっている思考を受け取った時なども、同調圧力を感じる可能性があるということです。

私がプレッシャーを感じた相手の人々は、家族との時間がいっぱい必要な人だったり、いっぱい取るのが(あるいは年末年始に家族と過ごすのが)普通だと信じている人だったのだと思います。

単にそれだけの話なのですが

当時は、彼らの思考を受け取って

「私が未熟なのかな」

「私が過去をクリアにしたり、新たに徳のあるエネルギーに目覚めたら、何か変わるのかな」

・・・と思って、沢山のクリアリング(潜在意識の思い込みを変えるワーク)をしました。

おかげでイライラや虚無感を感じることはなくなりました。

でも、他の人がやっているように家族との時間を取ろうとすると、胃もたれ感が出ることは変わりませんでした。

ある時、他人の適量(または正しいと信じている量)が私にとっては適量ではなかっただけなのだと気づいて、スッキリと気持ちが軽くなりました。

私と私の家族に合った適切なやり方と量を相談しながら探し始めて、今のバランスに至ります。

「適量」は人それぞれ。

16世紀の医師パラケルススは、「服用量が、毒かそうでないかを決める」と言いました。

インドの伝承医学であるアーユルヴェーダでは、「消化できなかったエネルギー(食物、思考)が毒素となり、病気となる」と説かれています。

必要だったのは、自分自身をこれ以上「変える事」ではなくて「受け入れる事」だったのですね。

仏陀の逸話に、「悪口非難は、受け取られなければ発した人のものになる」というものがあります。

同調圧力も、これと似ています。

誰かがそういう思念を発しているからといって、もれなく受け取る必要は無いんです。

では、受けとりたくないのに受け取ってしまう時は?

受け取りやすい人は、受け取らない人に比べてプレッシャーや罪悪感などを感じる受容体(カップ)を沢山持っているのかもしれません。

シータヒーリングで行っている潜在意識の書換えは、不要なプレッシャーやネガティブな感覚感情を受けとる受容体にフタをして、新たに「自信」や「希望」「理解されている感覚」などのポジティブな感覚感情を受けとる受容体を開く作業です。

同調圧力を、罪悪感として受け取ることもあります。

罪悪感は、真の自分自身を受け入れることが出来ていない時に感じるシグナルと言われています。

これは一見、他人に対して感じているようにみえますが、実はそうではなく「本当の自分」に対して感じていることなのだそうです。

自分の本心を真に受け入れた時、こころが本当に「軽く」感じられるんですよ。

同調圧力へ対処するためにまずやると良いのは、自分自身の適量(ベスト)を知ること。

人と違うからといって、相手や自分をおかしいことだと思ったり非難したりする必要はないのです。

そこをスタートにして、誰とどう付き合えばお互いにとって気持ちよくいられるかが見えてきます。

府中ワルツヒーリングスクール&サロン